パリ・サクレー大学
パリ南部のサクレー大地
サクセス・ストーリー
サクレー大地のパリ南大学に、優れた生物学薬学化学センターが新設。
パリ南大学は、生物学・薬学・化学の未来センターの構想・実現・運営に関する官民パートナーシップ（PPP）契約を、プロジェクトグループのプラトン・サクレーと締結しました。
約88,000平方メートルのこの複合施設は、フランスで最も重要な建築地の１つであるサクレー大地に位置し、大学および将来のパリ・サクレー大学のための主要な科学プロジェクトとなっています。
2億6,000万ユーロの設計施工額で、12ヶ月の準備期間と、36ヶ月の作業期間を経て、2022年4月に引き渡しが予定されていました。
最初に問題になったのは、このプロジェクトのための部屋データシートの処理に、関することがすぐに明らかになりました。これらはモデル内で部屋ごとに、処理しなければならず、何ヶ月もかかる作業だった。関係者の数も、データの量も、急速に増えていったので、すべてのプロジェクト情報をまとめる、共同データベースを、立ち上げる必要があることは明らかでした。
"dRofusの、プラットフォームを使うという選択は、建築計画段階の途中で行われ、より厳密な修正を、行えるように作業工程を遅めに適応させることを伴いました。プロジェクトにおけるソリューションを、可能な限り予測し、可能な限り迅速に、統合しなければなりませんが、遅すぎるということはありません！遅くなっても、やるだけの価値はあります！"と、Bouygues 建設 BIMマネージャーの、ロマン・カロン (Romain Caron)は、説明します。
"プログラムがプラットフォームに統合され、Revitにリンクされると、チームが抽出したい情報は、何でもすぐに利用できるようになりました。たとえ部屋に、特定のスクリーニングのニーズがあったとしても、チームは、その情報を使って、バイオセーフティ環境などを考慮した設計データや、図面を作成し、全員の理解と分析を、向上させることができました。"
"dRofusと、Revitの連携により、デジタルモデルを介して多様な、ニーズを持つ部屋の、多数のビューや、位置図を作成することも、できました。これには、自然採光、さまざまなリスクの管理、部屋特有のガスや、流体の必要性、ネットワークの最適化などが含まれます。また、設計者が目標とする部屋に必要な機器を配置することもできました。"
"当初は、クライアントのファイルをエクスポートするためのデータをどのように構成するかが、一番の懸案事項でしたが、ソフトを、使ううちに、建設現場のニーズに合わせて機能を適合させる方法が、徐々に分かってきました。"
"チームは、アイテムを使い、次に、ドキュメントとレポートを使いました。その後、サブアイテムを使用。例えば、照明が追加される場合、電気技師は、取り付けプレート、チューブ、照明用ネオン、ケーブルといったハードウェアをサブアイテムとしてリストアップします。- これらはすべて、レベルごと、あるいは、建物ごとに、行われます。dRofus Webを使用することで、タブレットを使用して各部屋への納品物を確認することができ、dRofus APIは、PowerBI データ可視化・ソフトウェアに、直接接続することができました。これにより、各建物の6面のビューの進捗状況についてクライアントの検証をモニターすることができました。"
"dRofusのwebプラットフォームは、特にデータへの直接アクセスと保存に関して、建築現場でのプランニング管理をより簡単にしました。全工程のデータが一元化されたことは、このプロジェクトの大きなメリットでした。"
"これまで、dRofusは建築のためだけに使われるものだと思っていましたが、BET業界は本当に興味を持ち始めていて、その利点を実感しています" と、ロマン・カロンは付け加えた。
"dRofusは、建設現場で使用されるデータの信頼性に非常に優れています。Revitのように多くの労力を費やすことなく、プロジェクトを最適化することができれば、真の付加価値が生まれます。簡単な作業で、何時間も何日も節約できます。投資対効果は、本物です! "
