dRofusを活用したプロセス改善
既存の施設
- 80棟以上のビルにわたる、約750万平方メートルの建築計画をドキュメント化。
- 将来のプロジェクト計画のために、
Revit設備モデルに接続。 - 監査用のスペース・レポートの生成。
- 施設の運営を支援し、情報の正確性を向上。
新しい建設
- 設計・建設チームと共有する設計基準を管理。
- フィジビリティスタディ (実現可能性調査)と
新規プロジェクトの計画。 - 設計を検証し、基準を満たしていることを確認。
- 完成時の引き渡しと、施設の運用システムへの
接続を改善。
バプテイストヘルス・ジャクソンビル：dRofusを使用し、より良い基準で時間を節約
1955年に設立されたバプテストヘルスは、フロリダ州ジャクソンビルで "最も好ましい" 医療機関としてランクされています。
バプティスト病院は、5つの病院と地域唯一の小児病院からなり、1190床のベッドを有し、複数のキャンパスと医療センターが併設されています。
ここには200を超えるプライマリ・ケアと専門医の診療所、小児専門クリニック、在宅医療、問題行動の医療サービス、
労働衛生、リハビリテーション・サービス、緊急医療などがあり、現在、12,400人以上の従業員が働いています。
何から始めるべきか？
マシュー・ボーデAIA (Matthew Bode AIA)は、2019年にバプテイスト・ヘルスにシステム部長として入社しました。
計画と設計について、彼はすぐに一元的な設計基準を作成する必要性に気づきました。当時、バプティスト・ヘルスは、設備基準や
テンプレート化された部屋のレイアウトなど、標準化された設計リソースに対する包括的なアプローチを持っていませんでした。
また、設計・建設チームとドキュメントを管理・共有するための長期的なソリューションも持っていませんでした。
"建築家として、情報がないときには、1,000の質問をします。今、私は所有者として、10人の建築家と10件のプロジェクトを抱え、
それぞれが1,000の質問をします。そこで、建築家にすべてを伝える方法が必要だったのです。
コンサルタントに貴重な設計リソースを提供することに加えて、マットのチームはフィージビリティ・スタディ(実現可能性調査)、
初期プロジェクト計画、設備調達も担当しています。彼は、プロジェクト承認前に外部の建築家や請負業者を雇う費用をかけずに、
チームが機能プログラム、概念設計、プロジェクト予算を効率的に作成できるツールを、探していました。
これは、彼が作成する基準が、社内でもコンサルタントでもアクセスしやすく、使いやすいものでなければならないことを意味します。
建築家としてのマットの経歴が、彼に計画を実行に移すよう促し、そして、過去にdRofusに触れたことで、彼には解決策があることを知りました。
バプティスト・ヘルスは、社内の計画・設計、設備調達、建設、施設の運営チームの代表者を集めた、dRofus主導のワークショップから
スタートしました。その結果、既存の施設に焦点を当てたdRofusの使用目標と、新規建設の目標をサポートする導入ロードマップが完成した。
“dRofus は、迅速なプロジェクトプランニングを可能にしてくれます。
私はプログラムを開発し、プロジェクトにかかる費用のスナップショットを20分で得ることができます。
以前は何日もかかっていたものが、今では数分で済みます。”Matthew Bode (マシュー・ボード)、AIA
システムディレクター / プランニング＆設計
すべてはテンプレートから始まる
バプテイスト・ヘルスが活用した主な機能は、dRofusの部屋テンプレートです。
現在、FGI (ファシリティ・ガイドライン・インスティテュート) ガイドラインを使用した、約570の部屋テンプレートがあり、
プログラム、設備、建築設計、建築システムの要件を1つの便利な場所に統合しています。これらは、新しいプロジェクトを計画し、
既存の施設プログラムをドキュメント化する際の効率を高めるというマットの目標の中心にあります。
部屋テンプレートに加え、バプテイスト・ヘルスは臨床用と非臨床用の設備を一元化されたテンプレート・データベースに統合しました。
メーカー、コスト、重要な仕様データなど、標準化された設備情報を取得することで、同社の調達チームは、
プロジェクトごとの入札書類と、Excelのマスター設備リストを比較するという手間のかかるワークフローから、
部屋のテンプレートと、1,100以上の標準化された設備に基づいて、dRofusから設備リストを自動的に引き出すという
ワークフローへの移行に成功しました。これらの設備リストは、迅速かつ正確なコスト見積りを作成し、調達のための品質チェックソースを
提供する上で、非常に貴重であることが証明されています。
“すべてを置く場所があることを知って、実際に基準を作る動機付けになりました。
dRofus を使う前は、基準を管理するのはとても大変でした。”Matthew Bode (マシュー・ボード)、AIA
システムディレクター / プランニング＆設計
バーチャル・キャンパスの構築
マット氏の他の課題のひとつは、バプティスト・ヘルスを、新規建設と既存施設の文書化の両方のために、2D CADからBIMに移行させることでした。
dRofusによって、彼のチームはバーチャルのキャンパス構築のプロセスを合理化しました。 dRofusとRevitがライブで接続されているため、
彼らはdRofusで既存の部門プログラムをドキュメント化し、既存の施設のデータベースを一元化することに成功しました。
こうした情報は、既存の施設を管理したり、さまざまなレポートを作成したりするのに欠かせない。
マット曰く、 "dRofusを導入する前は、監査用の部門別エリアをレポートするために、システム全体の正確なコストセンター・マップを作成するのに、
3～4ヶ月かかっていました、それが今では数クリックで済むようになりました"。
基準の一元化が功を奏す
バプテイスト・ヘルスは、テンプレート化された設計とバーチャル・キャンパスの構築により、計画作業を合理化するという目標を掲げていたが、
その成果が表れた。マットが既存の建物の小規模な改修を計画している場合でも、新規プロジェクトの機能プログラムを開発している場合でも、
dRofusは彼のチームが、プロジェクトを計画し、コンサルタントと情報を共有する方法を一変させました。
“dRofusのおかげで、プロジェクト計画を素早く立てることができます。私はプログラムを開発し、プロジェクトにかかる費用のスナップショットを、
20分で、得ることができます。以前は何日もかかっていたものが、今では数分です。”
また、プロジェクトの全情報を1つのデータベースで管理することで、バプテイスト・ヘルスは、建築家の採用方法も合理化しました。
現在では、コンサルタントをdRofusプロジェクトに招待するだけで、部屋の数量、サイズ、設計要件から、設計のために
Revitモデルに接続する準備が整った、すべての計画設備まで、必要なものすべてに即座にアクセスすることができます。すべて一元管理された
基準から生成されているため、バプテイスト・ヘルスとコンサルタントは、最新の情報を基に業務を行っていることを保証されます。
Where to begin?
When Matthew Bode AIA joined Baptist Health in 2019 as the System Dir. Of Planning & Design, he immediately realized the need to create centralized design standards. At the time, Baptist Health did not have a comprehensive approach to standardized design resources such as equipment standards or templated room layouts. Nor did they have a long-term solution for managing and sharing their documentation with design and construction teams. “As an architect, when there’s no information, you ask 1,000 questions. Now, as the owner, I’ll have 10 projects with 10 architects, each asking 1,000 questions, many of which are the same. I needed a way to just hand them everything.”
In addition to providing valuable design resources to his consultants, Matt’s team is also responsible for doing feasibility studies, initial project planning, and equipment procurement. He was looking for a tool to help his team generate function programs, conceptual designs, and project budgets efficiently without the expense of hiring external architects or contractors prior to project approval. This meant any standards he created needed to be accessible and easy to use both internally and by consultants.
Matt’s background as an architect inspired him to put a plan in place, and with his exposure to dRofus in the past, he knew he had a solution. Baptist Health started with a dRofus led workshop that brought representatives together from their internal planning & design, equipment procurement, construction, and facilities operations teams. The result was an implementation roadmap to support goals for the use of dRofus focused on their existing facilities and goals for any new construction.
“Knowing there’s a place to put everything motivated me to actually create standards. Before dRofus, standards were too hard to manage”
Matthew Bode, AIA
System Dir. Of Planning & Design
It all starts with Templates
A key feature Baptist Health leveraged is dRofus’ Room Templates. They currently have approximately 570 room templates using the FGI (Facility Guidelines Institute) Guidelines to consolidate program, equipment, architectural design, and building system requirements in one convenient place. These are central to Matt’s goals of increasing efficiency in planning new projects and documenting Baptist Health’s existing facility programs.
In addition to Room Templates, Baptist Health has consolidated their clinical and non-clinical equipment into a centralized Template Database. By capturing standardized equipment information such as manufactures, cost, and vital specification data, their procurement team has successfully transitioned from a labor-intensive workflow of comparing project-specific bid documents against a master equipment list in Excel to automatically pulling equipment lists out of dRofus based on their room templates and over 1,100 standardized pieces of equipment. These equipment lists have proven invaluable for generating quick and accurate cost estimates as well as providing a quality checked source for procurement.
“dRofus allows us to do quick project planning. I can develop a program and get a snapshot in 20 minutes of what a project will cost. What used to take days now takes minutes.”
Matthew Bode, AIA
System Dir. Of Planning & Design
Building a virtual campus
One of Matt’s other challenges was moving Baptist Health from 2D CAD to BIM both for new construction and to help document their existing facilities. With dRofus, his team has streamlined their process of building a virtual campus. Because of the live connection between dRofus and Revit, they have successfully documented existing departmental programs in dRofus connected to their models, giving them a centralized database of their existing facilities. This information is essential to the management of existing facilities and running various reports. According to Matt, “Before dRofus, it was a3-4 month process to develop accurate system-wide cost center maps to report departmental areas for audits, now this has been reduced to a few clicks.”
Centralized standards are paying off
Baptist Health’s goal to streamline its planning efforts through templated design and building a virtual campus has paid off. Whether Matt is planning a minor renovation in an existing building or developing a function program for a new project, dRofus has transformed how his team plans projects and shares information with their consultants. “dRofus allows us to do quick project planning. I can develop a program and get a snapshot in 20 minutes of what a project will cost. What used to take days now takes minutes.” And with all of a project’s information in a single database, Baptist Health has also streamlined how they onboard architects. Now they just invite consultants to join their dRofus project, where they have instant access to everything they need from room quantities, sizes, and design requirements, to all planned equipment ready to be connected to their Revit models for design. All are generated from centralized standards, giving Baptist Health and their consultants assurance that they are working from the most current information.
